たばこの煙には5,300種類以上が化学物質を含まれ、有害物質は数百種類、うち約70種類が発がん性物質と言われています。
そのなかでもタール・ニコチン・一酸化炭素は健康有害性が高く、がんの原因となったり、血の流れを悪くしたり、動脈硬化を促進させたりします。
たばこの煙には5,300種類以上が化学物質を含まれ、有害物質は数百種類、うち約70種類が発がん性物質と言われています。
そのなかでもタール・ニコチン・一酸化炭素は健康有害性が高く、がんの原因となったり、血の流れを悪くしたり、動脈硬化を促進させたりします。
たばこは、肺がんだけでなく、他の部位のがん、心筋梗塞や脳卒中などの循環器疾患、喘息やCOPDという肺の病気など、さまざまな病気にかかるリスクを高めます。
どのようなものが、健康に影響するのかを見る方法として「超過死亡」があります。たばこによる超過死亡は、「たばこのある世界(現状)」の死亡数から「たばこのない世界(仮想)」の死亡者数を引き算して数値を見る方法です。
2019年の超過死亡の推計によれば、日本でのたばこの超過死亡数は、1年間で21.2万人でした。この値は、その他のリスクである高血圧(19.7万人)や食生活上のリスク(13.8万人)などをしのいで、最大となります。※1※2