受動喫煙によって引き起こされる疾患は「肺がん」「虚血性心疾患」「脳卒中」「小児喘息」「乳幼児突然死症候群」があります。
受動喫煙により肺がんのリスクは28%増加、虚血性心疾患のリスクは30%増加すると言われています。※2
年間15,000人の方が、受動喫煙による疾患 (肺がん・虚血性心疾患・脳卒中・乳幼児突然死症候群) を発症し、死亡したと推計されています。※3
たばこを吸った後、約45分は吐く息に有害物質が含まれているという報告 ※4 もあります。たばこを吸った後の髪や肌、洋服についている粒子にも、有害物質が含まれており、それらを周りの人が吸ってしまう可能性があります。
※2「厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト」より
※3 厚生労働科学研究費補助金 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業 分担研究報告:受動喫煙と肺がんについての包括的評価および受動喫煙起因死亡数の推計
※4 喫煙後の呼気に含まれるガス状物質(TVOC)産業医科大学 大和浩教授
※2「厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト」より
※3 厚生労働科学研究費補助金 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業 分担研究報告書:受動喫煙と肺がんについての包括的評価および受動喫煙起因死亡数の推計
※4 喫煙後の呼気に含まれるガス状物質(TVOC)産業医科大学 大和浩教授
健康増進法が2020年4月1日より全面施行されました。
これにより飲食店を含むほとんどの施設が原則屋内禁煙になり、20歳未満は喫煙エリアへの立ち入りが禁止になっています。違反すると罰則の対象になることもあります。
また、大阪市でも2025年大阪・関西万博に向けて、同年に市内全域の路上喫煙の禁止を予定しています。